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開催結果
2017年10月28日(土)14:10〜16:00 京セラドーム大阪

(写真)5回二死から起死回生の2点タイムリーを放ったRUSH6番・岩崎選手
<注目カードが実現>

2013年の全国大会ファイナリストRUSHと、昨年2016年の関東大会3部優勝macs。西と東とで場所こそ違えど、共に眩いばかりの活躍で存分に名を馳せる両雄による注目の対戦が、京セラドーム大阪で実現した。

<両先発まずまずの立ち上がり>

「キャッチャーとの距離がとても近く感じた」と言うRUSH先発・井上は、初回先頭への安打やバッテリーエラーなどでいきなり二死一三塁のピンチを背負うも、後続を打ち取り何とかゼロで凌ぐ。

対して、「京セラのマウンドは投げやすかった」と言うmacs先発・小山も、初回、二死から安打で出た走者に三塁まで進まれるも、こちらも後を絶って辛くも零で切る抜ける。

続く2回は両者共に三人ずつで打ち取り、まずますの立ち上がりとする中、迎えた3回に試合が動く。

<先制したのはmacs>

3回表、macsは先頭の9番・三澤(大)が内野安打で出塁すると、バッテリーエラーや盗塁などで忽ち三塁を陥れる。すると堪らず井上が制球を乱し、後続に連続四球を与えて無死満塁、macsにこれ以上ない絶好機が訪れる。それでも次打者を渾身の空振り三振に仕留め、井上がまたも凌ぐかと思われたが、「絶対勝つと言う気持ちで臨んだ」と言う続く4番・角屋がキッチリとレフトへタイムリー。頼れる主砲の活躍でmacsが1点を先制する。

<小山我慢のピッチング>

東京ドームや西武ドームで何度も圧巻の快投劇を披露して来た好投手・小山が、超の付くビッグネームRUSHの強力打線を相手に、どのようなピッチングを見せるかが大いに注目されたが、「打者が皆凄くて、スイングに驚いた」と二巡目に入った3回あたりから相手打線の圧を感じ始めたか、自慢の制球を乱してまさかの四死球を連発。3回は一死満塁、4回は二死満塁と四死球だけで立て続けに大きな窮地を背負うも、それでも何とかゼロで切り抜けるのは流石。我慢のピッチングを続ける。

<井上追加点与えず>

3回に先制を許した井上だが、4回以降は巧みに打たせて取り、バックの固い守りにも助けられながら追加点を与えない執念のピッチングを披露。ひたすら味方の反撃を信じて、マウンドに立ち続ける。

<RUSH土壇場で逆転>

走者を出すもあと一歩で得点出来ないもどかしい展開が続き迎えた5回裏も、小山の前に簡単に二死に倒れたRUSH打線だが、井上の奮闘に応えるべく、そこから意地の反撃を魅せる。4番・児玉、5番・宗が連続安打で出塁、二死二三塁として、井上とは秀岳館高校時代からのチームメイトと言う続く6番・岩崎が「とても良いピッチャーだったので、必死に食らい付いた」と起死回生の2点タイムリーを放ち、RUSHが逆転に成功。すると試合はここで時間切れとなり、ゲームセットを迎えた。

まさに土俵際からの逆転で、両者見事な僅差好ゲームに競り勝ったRUSH。試合後、本岡監督は「1点を争うようなゲームになるとは思っていなかったのでシビレた」と吐露。「相手のピッチャーが非常に良くて、リズムが作り辛かったが、1点差のゲームだったので、最後まで1チャンスで何とか逆転してくれるんじゃないかと皆を信じていました」との喜びのコメントで締め括った。

敗れたmacsの三澤(勇)監督代行は、「1部のチームにどこまで通用するか、胸を借りるつもりで大阪まで来たが、今日は小山の調子がイマイチだったので悔しい」としながらも、「京セラドームは天井が高くて気持ち良かった。この後、串カツやたこ焼きを食べて帰ります。」と相変わらず雰囲気のあるコメントを残して、楽し気に京セラドームを後にした。




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