ＧＢＮ全国草野球大会

予選から実質負け知らず同士でここまで勝ち上がったChuyansとシチズン野球クラブ。どちらが勝ってもドーム初優勝となる2020年度東日本3部決勝戦が、聖地・東京ドームで行われた。

1回表に3番・新井のタイムリーでシチズン野球クラブがいきなり1点を先制して始まったこの試合は、2回裏にChuyansが相手エラーなどですかさず同点に追いつくと、続く3回には二死満塁から代打・小川のタイムリーで2点を勝ち越す。さらにChuyansは、4回にも同じく二死満塁からの5番・岩田のタイムリーなどでさらに2点を加えるなど、効果的に得点を積み重ねる。

投げては先発・伊東がシチズン野球クラブ打線を2安打1失点に抑える好投を魅せると、最後もリリーフ・安藤がきっちり三者凡退に抑えてゲームセット。投打ががっちり噛み合ったChuyansが、見事スコア5-1で2020年度東日本3部優勝を手中に収めた。



1回表、一死二塁から3番・新井が二塁打を放ち、シチズン野球クラブがいきなり1点を先制する		2回裏、5番・三浦の安打やエラーなどでChuyansが同点に追いつく



シチズン野球クラブ先発・白間は初回を三人で打ち取る見事な立ち上がりを見せるも、2回に同点を許す		立ち上がりに1点を失ったChuyans先発・伊東だが、その後は見事に立て直して5回2安打1失点と好投



3回裏、Chuyansは二死満塁から代打・小川が勝ち越し2点タイムリー二塁打を放つ		Chuyansは4回にも同じく二死満塁から5番に入った岩田のタイムリーなどでさらに2点を加えて試合を決定付ける

#27・池田監督談話：

『全てがうまく噛み合った試合。この決勝に来るのがチーム創設以来の悲願だったが、この場所で力を発揮できて良かったです。』

#0・伊東投手談話：

『東京ドームということで気持ちが昂り良い球が投げられた。今日は自分のテーマ通り試合の主役になれた。次はより上の部で優勝したいです。』

#12・小川選手談話：

『良い場面で使ってもらったので、絶対期待に応えたかった。今日は野球人生で一番良い日になった。また来年ここに帰って来れるように、1年間頑張ります。』

#30・貫井監督談話：

『先発の白間が良い立ち上がりを見せる中、攻撃面も何度か良いプレーがありながら決めきれなかったことが敗因。今日のこの結果は残念。もう少し練習が必要で、次は1部で通用するチームになって、また東京ドームに帰って来たいと思います。』

#15・白間投手談話：

『東京ドームで試合出来て凄く嬉しかった。調整が思うように出来ない状況だが、今日は自分の力を発揮できたと思います。』

#35・新井選手談話：

『初回に点数が入り、勢い付くかと思いきや、意外とそれで油断してしまった印象。東京ドームは凄く広かった。憧れの場所での試合は、とても幸せな時間でした。』

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