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初回こそ零に抑えたmacs先発・小山だが、2回に2本の適時三塁打を浴びるなど苦しいピッチングを強いられる

2回表、アロハは6番・田村の左越タイムリー三塁打などで2点を奪う

アロハ4番手・辻野は替わった4回は見事な三者連続三振で零に抑えるも、次の5回に捕まる

5回表、macsは2番・土方の同点タイムリー二塁打で遂に試合を振り出しに戻す

さらに二死から5番・細島が勝ち越しタイムリーを放ち、これが決勝点となる


昨年西武ドームで関東3部優勝に輝いたmacsと、出場12年目で悲願のドーム初切符を手にしたアロハとの激突となった2017年度関東2部決勝戦。

東京ドームを舞台に行われたこの試合は、1回裏にmacsがノーヒットで1点を先制するも、直後の2回表にアロハが2本のタイムリーで逆転するなど、序盤から一進一退の攻防が繰り広げられる。

その後は一旦試合が膠着するも、終盤5回表にアロハが1点を追加してリードを広げ、試合を決めたかに思われたが、その直後に執念で同点に追い着いたmacsが、最後は二死から5番・細島が決勝タイムリーを放って勝負あり。

スコア4-3でこの白熱の接戦に見事逆転勝ちしたmacsが、昨年の3部優勝に続き2部優勝を決めて、神田川メイツ、オレゴンズに並び大会史上3チーム目となる二階級制覇を成し遂げた。





昨年の西武ドームでは1安打完封の快投劇を披露したmacs・小山だったが、この日は苦しいピッチングが続いた。

自慢の速球をアロハ強力打線に痛打されたり、珍しく制球を乱したりする場面が目に付いたが、苦しみながらも徐々に修正し、必死に試合を作るエースの姿を見て、打線が奮起する。

「少し詰まっていたが、僕の気持ちが勝った」と決勝タイムリーに胸を張った5番・細島。いよいよ追い詰められた終盤にチームがようやく追い着くも、そこから忽ち二者が倒れてしまい、勝ち越しが危ぶまれた場面での起死回生の決勝打。まさに千金に値する大殊勲の一打だった。

「2部と3部は違う、課題も多い」と試合後の平田監督は慎重なコメントに終始したが、否が応でも次の1部優勝、つまり三階級制覇への期待が高まる。三階級制覇となると前人未到の領域で、しかも足掛け3年での最速三階級制覇となると、もはやその後に二度と現れるチームは無かろう神の領域となるが、
このmacsならやっても何らおかしくない

惜しくも準優勝となったアロハは、これがドーム初出場とは思えない堂々の戦いぶりだった。投げては毎回のように投手を替えてmacs打線を苦しめ、打っては6番・田村、8番・出羽ら下位打線にも強烈なタイムリー三塁打が飛び出すなど、どちらかと言うと優位に試合を進めていたのは彼らだったと言えよう。最後は2イニング目となった4番手・辻野が捕まり、惜しくも僅差に泣く結果とはなったが、彼らの見事な戦いぶりは強く皆の脳裏に焼き付いた。







#29・平田監督(macs):

『(昨年の3部優勝に続く2階級制覇は)正直ここまで行けるとは思っていなかったが、チームが一つになれたので勝てたと思います。』 

#15・細島選手(macs):

『最後の打席は、自分が絶対決めてやろうと思って打席に立った。少し詰まったが、気持ちで何とかヒットになってくれました。』 

#6・古澤選手(macs):

『かなり冷や冷やしたが、全員が試合に集中出来ていた。来年もこの舞台を目指して頑張ります。』 

#27・出羽選手(アロハ):

『夢のようなところでプレー出来て、思い切りやれて良かった。次回もドームに行って、今度は勝って終えたいです。』 



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