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FELLOW先発・水野は初回に1点を失うものの、その後は立ち直って好投し、結局3失点完投

ジュネス先発・宮本は6回を散発3安打無失点に抑える好投を披露し、最終回のマウンドを後に託す

6回にようやく追加点を挙げたジュネスは、続く7回に先頭の7番・小川がこの試合自身2本目となる二塁打で出塁しチャンスメイク

その後二死から代打・水谷がレフト前にタイムリーを放ち、ジュネスにダメ押し点が入る

ジュネスは3番手・松本が最後を締めてゲームセット


ナゴヤドームを舞台にこの日一斉に行われたGBNドーム決戦の皮切りを務めた2017年度中部大会1部決勝戦。

中部連覇を狙うジュネスと、9年ぶり2度目のドーム進出で初の中部制覇を目指すFELLOWとの激突は、1回表にいきなりジュネスが1点を先制して幕を開けたものの、その後はFELLOW・水野、ジュネス・宮本の両先発投手による息詰まる投手戦となり、互いのスコアにゼロを並べ合う。

しかし、ようやく終盤6回に相手エラーからジュネスが追加点を手にすると、さらに続く最終回にも代打・水谷のタイムリーでもう1点を追加して試合を決定付ける。対するFELLOWも、相手の投手交代を機に最後にエラー絡みで1点を奪って一矢報いたものの、更なる反撃はならずにゲームセット。

先発・宮本の好投で接戦を制したジュネスが、一昨年のBRONZE、7年前のTIMEOUTに続く、大会史上3チーム目の中部1部連覇を達成し、引き続き2年連続日本一へ向けて全国大会へと進み出た。





三塁を一度も踏ませることの無い、圧巻のピッチングだった。

昨年の中部初制覇の時も、同じく先発マウンドを任された左腕・宮本。昨年は2回の一死満塁のピンチを切り抜けたところでお役御免となったが、今年は6回をまるで危なげなく3安打無失点に抑え、チームの中部連覇の立役者となった。

「宮本は肘の故障明けだった」(奥川監督)とのことだが、それでも大事な決勝戦の先発マウンドを任せるのだから、そこに全幅の信頼があることがよく分かる。宮本の好投に対して、試合後「嬉しい誤算」とおどけてみせた奥川監督だが、いつも厳しい眼差しで勝利を求める彼のあれほど嬉しそうな表情を見るのは初めてだった。

宮本はこの後の全国大会にも登板する。先発マウンドこそベテランエース・松本に譲るが、いずれの試合も2番手として登板し、やはり見事なピッチングを披露。指揮官の期待に応え続ける姿は、実に頼もしい限りだった。







#30・奥川監督(ジュネス):

『昨年に続き中部大会優勝出来て嬉しい。今日は宮本が肘の故障明けだったが、これだけ投げてくれたので、嬉しい誤算。次の全国大会のことは考えていなかったので、今からプランを立てて頑張ります。応援宜しくお願いします。』

#26・宮本投手(ジュネス):

『連覇が懸っていたので、取り敢えずまずは中部優勝出来て良かった。今日はそれ程緊張はしなかったが、味方が点を取ってくれると信じて我慢して投げました。』

#30・高橋監督(FELLOW):

『守りの野球を掲げてやって来たが、残念。今日はベストメンバーで臨んだつもりだったが、結果が出なかった、監督の責任。もう1回出直します。』

#46・山本捕手(FELLOW):

『良いバッターが多かったので、狙い球を絞られないようにリードしたつもりだったが、勝負所で打たれてしまった。次にドームに出た時は、今日みたいにならないように頑張ります。』




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