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LINE UP先発・颯波は走者を出しながら粘り強く2回まで零に抑えたが、3回に先制を許す

チームボンズ先発・山口は初回、2回と連続三者凡退の完璧なピッチングを披露し、結局3回1安打無失点でマウンドを下りる

3回表、チームボンズは先頭の2番・小林が内野安打で出塁し、チャンスメイク

その後二死二三塁として、6番・山口が自ら2点タイムリーを放ち、チームボンズが先制

すぐ裏、LINE UPも先頭の7番・坂本が同じく内野安打で意地の出塁を果たすが、結局これがチーム唯一の安打となる


ナゴヤドームで行われた2016年度関西2部決勝戦チームボンズLINE UPの一戦。

2回まで両チーム無得点で迎えた3回表、チームボンズは二死二三塁から6番・山口のセンターへのタイムリーで2点を先制すると、さらに続く4回表にも、相手の守備が乱れる間にもう2点を追加しリードを4点に広げる。

先制打の山口が、投げては3回を1安打無失点に抑えると、最終回に替わった2番手・稲木もLINE UP打線を零に抑えて完封リレーでゲームセット。

3年前、惜しくも関西2部準優勝に甘んじたチームボンズが、山口の投打に渡る活躍で4-0完封勝ちを収め、悲願の同初優勝を勝ち取った。





山口は3年経っても同じ山口だった。前回魅せた見事なピッチングは健在で、今回も何ら変わらぬ素晴らしいピッチングで観衆を魅了した。

前回はチームが得点を奪えず、準優勝に甘んじる結果となったが、今回はその山口が自らのバットで2点を叩き出して優勝に導くと、試合後のインタビューで「チームメイトが頼りないので、僕しかいない」と嘯いた。必然的にチームメイトの「イキるな!」「電車で帰れ!」の猛反発に遭うも、心地良さげに軽く受け流し、投打の活躍に酔いしれた。

一方で、インタビューで興奮のあまりシャウトを連発したのは小林監督。思い起こせば、3年前も彼は「悔しい!」を連続シャウトしており、つまり彼も何ら変わりなし。3年前と何も変わらずとも遂に関西2部を制したチームボンズだから、次も変わらぬままに関西1部頂点に立つ姿を信じて止まない。

敗れたLINE UPは、打線が3回の7番・坂本の内野安打1本に抑え込まれる悔しい結果となった。それでも、試合後の和田監督はまず相手を称え、次に自らを顧みて、最後に次への力強いコメントを残した。実直で誠実な好監督の元、また彼らがドームに帰って来る日は近そうだ。






#1・小林監督(チームボンズ):

『(優勝した今の気持ちは)最高です。(来年の目標は)メジャー1部でドームへ戻って来て、優勝します!』 

#18・山口投手(チームボンズ):

『(今日のピッチングは)いつも通り。(次の目標は)1部でも優勝してドームでまた勝ちたいと思います。』 

#10・和田監督(LINE UP):

『相手チームさんが本当に良い守備と攻め方をされたので、しっかり見習いたい。自分達の力不足を感じたので、もう1回皆で練習したいと思います。』 



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