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ボーイズ先発・石橋は3回を1安打無失点に抑える好投

パワーズ先発・金子はイニング跨ぎの5連続奪三振など圧巻の投球で2回を零封

ボーイズ2番手・柳内は粘りの投球で2度のピンチを切り抜け3イニングをゼロに抑える

5回裏、ボーイズは先頭の8番・三浦がセンターへの鮮やかな安打で出塁するも得点ならず

パワーズ2番手・河村は2イニングを被安打1奪三振4で無失点として後に繋ぐ


前々回九州ドームファイナリストのパワーズと、出場2年で忽ちドームを射止めたボーイズの両雄が、共に九州初優勝を懸けて福岡ヤフオクドームで激突。

先攻・パワーズ、後攻・ボーイズで始まった一戦は、共に毎回のように走者を出すも、両チーム投手陣の粘り強いピッチングの前にスコアにゼロを並べ合う壮絶な投手戦となり、結局最後までどちらも得点を奪えぬままスコアレスドローでゲームセット。

最後はドーム決戦史上12年ぶりに行われた抽選により勝ちを手にしたボーイズが、ドーム初出場にしていきなりの九州制覇を成し遂げ、全国大会初出場を勝ち取った。





「球が高めに浮いた」と何度もマウンド上で首を傾げるシーンが目立ったボーイズ2番手・柳内。

3回を見事に零封した先発・石橋の後を受け、4回から登板した左腕は、5回には一死からパワーズ9番・岩崎に左越えの特大ツーベースを浴びると、6回には4番・三村の内野安打やバッテリーエラーなどで、それぞれ得点圏に走者を背負う苦しいピッチングを強いられた。

しかし、どちらも次打者を気迫の籠ったここぞの真っ直ぐで空振り三振に打ち取り、悉く零に抑える。パワーズ強力打線の圧に屈することなく、繰り返しピンチを切り抜けた柳内の粘りのピッチングは、この日何よりも輝いていた。

対するパワーズも、先発・金子、2番手・河村、3番手・上原がそれぞれ2イニングずつを零封する完封リレーを披露。特に金子は1イニングで4奪三振(1つは振り逃げ)をマークするなど、圧巻のピッチングが光った。

終わってみれば、両チーム合わせて19もの三振を記録。今年の九州頂上決戦は、大会史上稀に見る壮絶な投手戦だった。






#30・渡邉監督(ボーイズ):

『(優勝が決まった瞬間は)死ぬほど嬉しかった。チャンスであと一本が出なかったが、石橋、柳内のピッチャー2人が踏ん張ってくれた。九州勢は未だ全国優勝していないので、うちが初優勝したいと思います。』 

#21・柳内投手(ボーイズ):

『決勝は良い内容で投げれず、後悔している部分がある。先発の石橋さんが自分の中ではMVPと思っている。(全国大会では)相応しいプレーが出来るように、バッティングもピッチングも頑張っていきたいです。』 

#25・石橋投手(ボーイズ):

『初回は緊張して腕が振れなかったが、チームの皆が声を出してくれたお蔭で、徐々に自分のピッチングが出来た。(全国大会は)今日みたいに接戦になると思うので、チーム一丸となって、一緒に戦って行きたいと思います。』 

#10・岩崎監督(パワーズ):

『相手のピッチャーが良いのは知っていたが、まさかこんな展開になるとは思わなかった。うちは投手陣が良く頑張ったと思う。なかなか無い場所でなかなか無い緊張感、とても楽しかったです。』 

#70・金子投手(パワーズ):

『相手が強いのは知っていたので、取り敢えず抑えることを意識して投げた。相手の1番バッターが印象に残った。またここに帰って来ます。』 

#12・河村投手(パワーズ):

『楽しかったし、思い出になった。緊張はしたが、意外と投げれたので満足。来年必ずリベンジします。』 

#25・上原投手(パワーズ):

『変化球はダメだったが、ストレートが活きていたので、何とか零点に抑えることが出来た。真っ直ぐは行っていたので、ストライク投げれば打たれないだろうという強気のピッチングを心掛けました。』 




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