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韋駄天先発・米村は初回の無死満塁は零で切り抜けるも、2回は二死満塁から痛恨の2失点

macs1番・古澤は二打席連続四球を選び、2点目のホームを踏む

4回から2番手として登板した韋駄天・林原は2イニングを零に抑えて味方の反撃に託す

5回表、韋駄天1番・井上が二死から両チーム通じて唯一の安打となる右三塁打で出塁するも得点ならず

macs先発・小山は尻上がりの投球で見事に韋駄天打線を1安打完封


昨秋3度目の決勝ステージ挑戦にして遂に出場8年の悲願であるドーム初切符を掴んだ韋駄天と、春の決勝トーナメントを3度のコールド勝ちなど驚異的な強さで勝ち上がったmacsとの激突となった2016年度関東3部ドーム決戦。

外は冷たい雨の降る中、底冷えの西武ドームで行われたこの試合は、2回に初回に続く三連続四球で押出しの先制点を挙げたmacsが、さらにワイルドピッチでこの回もう1点を追加。

macs先発・小山は序盤は寒さとの戦いを強いられたものの、尻上がりのピッチングでこの2点を守り切って1安打完封。スコア2-0の会心の完封勝利で、macsが2016年度関東3部初優勝に輝いた。





とにかく寒かった。結局降ったのは雨だったが、予報では雪が降るとまで言われたほどの季節外れの極寒。

必然的に両先発投手がこの寒さに苦しんだが、打線も両チーム計僅か1安打だったから、投打に渡り全ての選手が漏れなく寒さとの戦いを強いられたことが良く分かる。

そんな中、淡々と尻上がりに調子を上げたmacs先発・小山。「あのストレートが入り始めたら、ベンチはもう何もやることが無い。」と平田監督も嘆賞するほどのエゲツナイ真っ直ぐが、後半面白いように決まった。最後の打者もそのエゲツナイ真っ直ぐで三球三振に仕留め、ゲームを締め括った小山。試合後、将来的な1部優勝を、つまり関東制覇を、これまた真っ直ぐ見据えた姿は、実に頼もしかった。

米村、林原の継投でmacs打線をノーヒットに抑えた韋駄天だけに、最後まで小山を攻略出来なかったのは痛かった。しかし、終盤5回に1番・井上が両チーム通じて唯一の安打となる会心のスリーベースを放つ意地を魅せるなど、初のドーム出場ながらガッツリ爪痕を残したことは疑う余地も無い。






#29・平田監督(macs):

『とにかくチーム全員で頑張りたいと思って、沢山練習して今日臨んだ。これ(3部優勝)に甘えることなく、次はもっともっと厳しい課題に向かって頑張っていきたいと思いますので、宜しくお願いします。』 

#1・小山投手(macs):

『(ドームでの完封勝利は)嬉しい。自分の出来ることが出来た。今日は3部決勝で、次は2部、1部と上がって行く中で、自分が如何に能力を発揮出来るかを考えて、最終的には1部の決勝を勝てる様に、頑張っていこうと思います。』 

#6・古澤選手(macs):

『(小山投手は)序盤は真っ直ぐも厳しかったが、自分で立ち直ってくれた。守りも声を出してくれたので、チームの皆に助けられた。来年もここへ帰って来れるように、全員野球で頑張っていきたいと思います。』 

#10・横山監督(韋駄天):

『悔しいのは悔しいが、非常にすがすがしい気持ち。相手ピッチャーが非常に良かったが、メンバーは頑張ってくれたと思う。(次回は)本当に気持ち良く終えられるようにしたいです。』 

#2・庄司選手(韋駄天):

『めちゃめちゃ悔しい。優勝したかった。残念。グランドの素晴らしさに感動した。ドームで試合が出来て本当に良かったです。』 

#1・米村投手(韋駄天):

『(先発投手として)決勝なので楽しんで、出来れば勝ちたいという気持ちで試合に臨んだ。(ドームのマウンドは)本当に気持ちが良かった。勝てたらもっと気持ちが良かったと思うと本当に悔しい。またドームで投げられるように頑張ります。』 



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