TOP 大会結果 大会グランド情報 対戦結果報告フォーム 対戦期限延期申請フォーム 登録内容変更申請フォーム
大会記事バックナンバー 大会スケジュール 交流用掲示板 ベースボール・マガジン リンク集 お問い合わせ

パーフェクト目前に迫る好投を披露したGigers先発・宇野投手

Snipers先発・宮本も最後まで一人で投げ抜いた

2回裏、大林が二塁から一気に生還しGigers先制

6回裏にGigers2番・長嶋が駄目押しタイムリーを放つ

最終回に意地の特大タイムリースリーベースを放ち完封を阻止したSnipers3番・仲宗根


3.11。忘れられない、あの日から丸一年。大好きな仲間と野球ができる幸せを噛みしめながら、夕方、小雨がぱらつく少し肌寒い西武ドームに両チームは集結した。

Gigers、この日の時点で東京ランキング2位。出場した7年間で6度目の決勝トーナメント進出。ここ3年連続で同決勝まで勝ち上がってきている強豪。しかし2年連続で準優勝止まりのため、3年目の今日は悲願の優勝へ気合も入る。

対するSnipersは埼玉ランキング1位。4年連続で決勝トーナメント進出。決勝は2年ぶり、4部で準優勝の実績がある。Gigersとは前回の決勝トーナメント準決勝で対戦しており、当時0-5で敗退、当然今日はリベンジに燃えている。

どちらが勝っても悲願の初優勝が懸かったこの一戦は、エース・宇野がパーフェクト目前の快投を魅せたGigersが、三度目の正直とばかりに待望の初優勝を手中に収めた。





1回 表: Gigersのマウンドには宇野。力んでいる様子はない。投球練習の最後に捕手・鳥居は二塁へ送球し、強肩ぶりをアピール。先頭打者の小林は、肩の強さをしっかり確認している。初球。サイレンが鳴り響く中、外角にはずれるボール。宇野は立ち上がりの制球に少し苦しんでいる感じはあるが落ち着いている。フルカウントからチェンジアップ。小林は自信を持って見逃すも、審判の判定はストライク。見逃し三振。続く、内田も追い込まれて、最後は変化球で空振り三振。三番の仲宗根は捕ゴロ、果敢に全力疾走するもアウト。宇野は最高の立ち上がりを見せる。
裏: Snipers先発の宮本はボールのリリース位置が打者から見えづらい変則フォーム。先頭打者の宇野は強烈な一ゴロ、一塁手戸井田が横っ跳びでキャッチ。しかし、投手宮本の一塁ベースカバーが遅れ、ボールは転々と広いファールグラウンドへ。この隙に宇野は二塁を陥れる。無死二塁のチャンス。続く長嶋は緩い変化球にタイミングを外されて空振り三振。一死二塁。三番鳥居は高いバウンドの投ゴロ。これを宮本が冷静に三塁に送球して、悠々二塁走者をタッチアウト。自ら招いたピンチを冷静なプレーで凌ぐ。二死一塁。四番橋尾は変化球にタイミングが合わずに空振り三振。宮本も上々の立ち上がり。
2回 表: Snipersは四番堀内からの攻撃だったが、敢えなく二ゴロ。Snipersの選手はみな全力疾走をするので見ていて気持ちがいい。五番多々井は強い打球も一ゴロ。早くも二死。六番小野寺は三ゴロ。Gigers守りの安定感が光る。
裏: Gigers先頭、五番大林ボテボテの遊ゴロ。ショートがワンバウンドの送球。大林の全力疾走で焦りを誘ったか、一塁手がファンブル。無死一塁。六番平松はバントの仕草。ワンバウンドの球をキャッチャー後逸して、無死二塁。さらにチャンスが広がる。平松はランナーを進めたかったが、タイミングをずらされて三振。続く、七番畠山はいい当たりの中フライ。これで二死。八番柳田の当たりはフラフラと一塁線へ。セカンド、ライトが追うも、ボールは二塁手深谷のグローブを弾いて、二塁ランナー一気にホームイン。Gigersが先制点を挙げる。続く九番中村は三振でチェンジ、追加点はならず。
3回 表: Snipers先頭打者はピッチャーの七番宮本。なんとか追いつきたいところ。粘るも最後は変化球で空振り三振。続く、八番戸井田は当たり損ねの投ゴロ。簡単に二死。九番深谷は遊フライに倒れ、宇野の前にまたも三者凡退を喫する。
裏: Gigers一番からの好打順。宇野がセンターにはじき返し、両チーム通して、この試合初ヒット。続く二番長嶋、初球はバント失敗。二球目をバスターでボテボテの三ゴロ。結果的に二塁に走者を進める。続く三番鳥居は三ゴロ。この間にランナーは三塁進塁。ここで四番橋尾は遊ゴロ。Snipersショート仲宗根、余裕はあったが、力んでワンバウンド送球。これを一塁戸井田がキャッチできず、三塁ランナー還ってGigersに追加点が入る。五番大林は右安打。これをライト多々井が三塁へ悪送球。さらにGigersがもう一点を追加する。二死二塁。平松は三ゴロでチェンジ。Snipersはエラー絡みで痛い2失点。
4回 表: 追加点が入ったマウンド上の宇野は元気が出たのか球威が増したように見える。Snipers先頭の一番小林は力に押されて三フライ。二番内田は痛烈な当たりも二ゴロ。三番仲宗根は左フライ。この回もチャンスが作れない。
裏: Gigers先頭の七番畠山はセカンド後方のフライ。これを深谷が転びながらもナイスキャッチ。続く柳田は二ゴロ。しかし、先ほど好プレーの深谷が今度はエラー。九番中村は捕手前に打球の勢いを殺した絶妙なバント。これを捕手の小林は迷わず二塁に送球したが判定はセーフ。一死一、二塁。打席には追加点が欲しいピッチャーの宇野だったが、三フライで二死。二番長嶋は三ゴロ。Snipers宮本はこのピンチを、なんとか0点に抑える。
5回 表: 追加点が奪えなかった宇野だったが、気落ちする様子は無い。先頭の四番堀内を二ゴロ。続く多々井を外角ストレートで見逃し三振。さらに小野寺を二ゴロに仕留めチェンジ。宇野のパーフェクトピッチングが続く。
裏: Gigers先頭の三番鳥居が死球で歩くと、すかさず鳥居スタート、バッター橋尾エンドラン。三ゴロでランナー二塁に進塁。大林は投ゴロ。飛び出した二塁ランナーを挟んでアウト。バッターランナーは二塁へ。二死二塁。六番平松は、ボールをよく見極めて四球。続く、畠山は二フライに倒れ、追加点は奪えない。
6回 表: 宇野は好調を持続する。七番宮本を変化球で空振り三振。八番戸井田を三フライ。九番深谷もストレートの空振り三振で打ち取り、いよいよ次の最終回にパーフェクトの期待が高まる
裏: Gigers先頭打者は代打白山、中前ヒットで一塁。続く代打佐々木は三ゴロで、ランナー二塁進塁。一番宇野は痛烈な一ゴロで、ランナー三塁。このチャンスに、二番長嶋が左前にタイムリーを放ち、Gigersに駄目押しとなる4点目が入る。続く三番鳥居は投ゴロでチェンジ。ここまでパーフェクトの宇野、いよいよ最終回のマウンドへ。
7回 表: Gigersはこの回大きく守備を変え、守りを固める。何とか完全試合だけは免れたいSnipers先頭の一番小林の当たりは平凡な遊ゴロ、完全にアウトと思われたが、橋尾の対応が遅れ、小林の全力疾走もあって内野安打に。期待された宇野のパーフェクトは呆気なくここで途切れる。続く、内田は空振り三振。ここで、続く三番仲宗根が意地の左越特大三塁打を放ち、Snipersが執念で一点を返す。なおも、一死三塁から、四番堀内の一ゴロの間に三塁ランナーがホームイン。Snipers2点差に詰め寄る。しかし反撃もここまで、宇野が最後のバッターを投フライに打ち取り、これをガッチリキャッチしてゲームセット。大きく万歳したマウンドの宇野の周りをGigersナインが笑顔で取り囲み、初優勝を喜んだ。

【優勝】 Gigers 【準優勝】 Snipers




#11・成ヶ沢監督代行(Gigers):

『少ないヒットで相手のミスに乗じて点を取るという、ウチらしいセコい野球ができたと思います(苦笑)。うちは守備のチームですが、あの最終回のショートゴロ、あれはひどいね。あれがなければパーフェクトもあったかもしれないですからね。若い長嶋と大林がヒットを打ってくれたので、今年のシーズンは楽しみです』

#10・宇野投手(Gigers):

『調子はまぁまぁでした。去年、決勝トーナメントでパーフェクトピッチングをやられて負けているので、今年はそのお返しをしてやりたいと思っていたのですが、やっぱりパーフェクトをするのは厳しいものですね。ショート(の橋尾)がすべて悪いです。必ず書いておいてくださいね(笑)今年は肘の手術をする予定なので、今年でピッチャーをやめるかもしれません。チーム事情が許せばですけどね。多分、許してもらえないですけど。(今日は投手で一番でしたが?)いつもは二番なんです。今日はベストメンバーじゃないんですよ。とくにショートが(笑)』

#25・橋尾選手(Gigers):

『今日は締まった試合でした。最後は失点して残念でしたけど。パーフェクトピッチングが続いてましたけど、守備で緊張はしなかったですね。(ショートゴロが内野安打になったプレーについて)あれ? セーフになっちゃった?って感じでした』

#10・堀内選手(Snipers):

『準備不足が否めない。宮本が頑張っていたのに、バッティングと守備で助けてあげられなかったのが残念。向こうのピッチャーにやられた感はあります。いい勉強になりました。いいピッチャーだというのはわかっていたので、前半は積極的に打っていこうとしたが、なかなか奮わず。でも、最後に一矢は報えたかと思います』

#21・宮本投手(Snipers):

『今年初めてボールを触った。練習なしで挑んだ試合。自己管理も含めて、仕方ないところはありますが。西武ドームは初めて投げました。いいマウンドでしたね。守備の乱れでショックはありましたが、これも練習不足。相手の方が一枚上手でした。自分のピッチングは20%くらいしか出せなかった。コントロールには自信があったのですが、相手の方が上でした』

#18・仲宗根選手(Snipers):

『(レフトオーバーの特大三塁打を放って)悔いのないように振り切ろうと思いました。インコースよりのストレートでした。少し根っこだった。うちは序盤にバタつく傾向がある。2イニング目でエラーが出て失点したのが残念でした。相手は対戦したことがあり、いい投手というのは理解していました。なんとか打ち崩したいと思っていたので悔しいです。今年初めて球を触るので、エラーが続くだろうが、声は出していこうとチームで言っていた。沈むことなく、明るくできたことで、最後に一矢を報いることができたのは、すごくよかったと思う』


Copyright(c)GBN Commission All rigthts reserved.
当サイトに掲載される全内容の無断使用・無断転載を禁止します。