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(写真)終盤6回に代打で登場し、均衡を破る先制タイムリーを放ったユナイテッドアーミー安武選手

ユナイテッドアーミー九州二連覇、全国大会進出!!

この日も素晴らしかった柿本
殊勲の先制タイムリーを放った安武
好走塁で駄目押しのホームを踏んだ石田(靖)
出塁した2度共に盗塁を決めた平瀬(光)の快足も光った
ヤフードーム決戦始まる
王者ユナイテッドアーミーの九州連覇なるか!?はたまた、初出場福岡支払基金クラブの初優勝か!?いよいよ両雄によるヤフードーム決戦が始まった。

王者相手に玉城が快投
支払基金の先発マウンドに上がったのは、しなやかなサイドスローの玉城。彼の繰り出す緩急自在の投球の前に、流石のアーミー打線も凡打の山を築いて・・・結局玉城はナント5回二死まで1本の安打も許さぬ快投ぶりだった。

天晴れ柿本
対するアーミー先発は御存知エース柿本。天晴れ柿本、負けじと期待通りの好投を見せて、ナント初回から7回までぜ〜んぶ三者凡退(!)2回に4番・諫山に内野安打を打たれ、この日唯一のランナーを許したものの、直ぐさま牽制で殺して、つまり打者21人で支払基金打線を完全にねじ伏せた。

2番手・原の前にアーミー大逸機
3回にサード・五反田の好守の前にスクイズを封じられ得点機を逃したアーミーは、5回表二死から3連続四死球で満塁として、いよいよ”今度こそは”の絶好機を作る。ここで支払基金はすかさずマウンドに2番手・原を送り込むと、この原がナントMAX130km超なる剛球をもって鮮やかに後続を絶って見せ・・・またも得点ならずでいよいよ0対0を覚悟した、まさにその時だった!

感動を呼んだ安武の一振り
迎えた大詰め6回表、アーミーは四球から二死二塁の好機を作ると、ここで代打・安武登場。この安武、飄々とベンチを出たかと思うと、スッと左打席に入るや否や「待ってました」とばかりに初球をドカン!!この日一番の会心の当たりは右中間を真っ二つに割ってツーベース・・・いや、何故か足を引きずる安武はやっとこさ一塁に到達。後で聞くと肉離れを患っていたと言うから驚いた。手負いの体に鞭打って放ったこの気迫の一撃は、見るもの皆に感動を与えたばかりでなく、遂に飛び出したチーム初安打であると共に、待ちに待った先制点をもたらす大殊勲のタイムリーとなった。

石田の好走塁で駄目押し
感動冷めやらぬ続く最終7回表、アーミーは一死二塁で9番・柿本がセーフティーバント、一塁間一髪セーフ。「柿本足も速いじゃん」とか呑気に関心してる場合では無かった、つまりこの時、2塁にいたはずのランナー・石田(靖)が快足を飛ばしてナント悠々ホームインしてるではないか!?あまりに鮮やかすぎて思わず見逃すほど(汗)のこの石田の好走塁で駄目押しの2点目を奪ったアーミー。それにしても、この日のアーミーはこの石田と言い平瀬(光)と言い、とにかく縦横無尽に走り回る姿が強く印象に残った。

ユナイテッドアーミー九州二連覇達成
アーミーの2安打に対して、支払基金1安打と、見るからに凄まじい投手戦が展開されたこの試合も、最後まで球威の衰えなかった柿本の前に支払基金はチャンスらしいチャンスを作ることが出来ずゲームセット。見事ユナイテッドアーミーが2−0完封で堂々のドーム二連勝を飾り、すなわちここに九州王者ユナイテッドアーミーの二連覇が達成された。
好投した先発・玉城
チーム唯一の安打を放った主砲・諫山
サード・五反田の好守備で3回のピンチを切り抜けた
大ピンチにマウンドに上がり見事に凌いだ2番手・原




インタビューに答える安武監督

王者アーミーの強さは今年も健在だった。何より柿本の抜群の安定感に加え、どこからでも走れるアノ怒濤の”足”は相手にとって実に脅威で、昨年惜しくも逃した全国制覇への期待も、益々高まるばかりと言えよう。

試合後のヒーローインタビューには、感動の決勝タイムリーを放った安武監督が呼ばれた。

(安武監督)「今年の春先京セラドーム(全国大会)で負けてから、また全国を目指してチーム一丸取り組んだ結果が今日に繋がった。(投手戦だったが)気負わずまずノーアウトのランナーを作ることと、相手に先頭を出さないことを心がけた。(先制の場面は)肉離れで試合に出れる状況では無かったが、ああいう場面で一本出てチームに貢献出来て良かった。(目標は)今度こそは必ず全国優勝したいと思うので、九州を代表して行ってきます!!」





寸でのところまで王者を追い詰めた福岡支払基金クラブは、堂々の予選全勝に加え、決勝トーナメントでも圧巻の大勝を収めるなど、初出場ながら見事な成績で頂上決戦にまで上り詰めただけのことはある、流石に素晴らしいチームだった。もはや次回優勝候補として今後徹底マークに遭うであろう彼らの更なる活躍、そして是非次回ドームリベンジに期待して止まない。




殊勲の先制タイムリーを放った安武選手(写真中央)がMVPに輝いた。
そして敢闘賞は、7回を打者21人(被安打1)のほぼ完璧なピッチングを見せたユナイテッドアーミー柿本投手(写真左)と、5回2死まで好投し王者を苦しめた福岡支払基金クラブ玉城投手(写真右)に贈られた。


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