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開催結果
2016年6月19日(日)11:15 西武プリンスドーム

(写真)6回を無安打無得点に抑えたmacs先発・三澤(大)投手
「即刻エントリーせよ!」昨年ヤフオクドームで喫した敗戦のリベンジを必ず果たせ、と上司命令が下ったと言う。macsは会社のチームであり、チーム首脳はすなわち組織のエラい方々、そして選手達はその命令に従う下々(?)らしい。

その下々が実によく働いた。まずは先発した三澤(大)。三振を取りに行く真っ直ぐが実に秀逸で、毎回の6奪三振で6回を無安打無得点に抑える夏のボーナス大幅アップ間違いなしのナイスピッチングを披露する。

こうなると、もはや説明不要のI LOVE ベースボール大エース・別府との投げ合いは、見ている方が過呼吸になりそうなほどの張り詰めた投手戦となり、気付けば5回が終わって0対0。この凄まじく緊迫した展開はどこまでも続くかと思われたが、どっこい試合は6回に突如一転する。

6回裏、macsの攻撃。先頭の3番・細島がライトへのヒットで出塁。すかさず二盗を決め、前の回に続く無死二塁の絶好機を作る。5回のピンチは渾身のピッチングで切り抜けた別府だったが、如何に大投手と言えども御年52歳。度重なる力投は確実に彼の体力を奪い、流石の別府の顔にも疲れの表情が浮かぶと、それを見たmacsベンチは、ここで奇襲に出る。4番・古澤(拓)にバントの上司命令、いや、サイン。仕事の出来る部下・古澤は忠実に投手前へ転がすと、これに別府がモロに動揺し、手と足が一緒に出るギクシャクした動きで、あろうことか一塁へ悪送球。二塁走者が還り、macsに「してやったり」の先制点が入って、遂に均衡が破れる。

池袋の高級ホテル「メトロポリタン」に前泊し、「サンシャイン水族館が楽しかった」と前日の池袋観光をチームで満喫したと言うから、舛添元東京都知事が木更津のホテルで興じたように呑めや唄えやしたのであろう。それも祟ったことを自覚してか、試合後の別府は「ふがいない」と反省しきり。だが、この日その後にもう1試合にも先発し、さらに5回を1失点に抑えた彼が改めて素晴らしい大投手であることに疑う余地など無い。

とにかく、ここからは都庁への苦情電話が鳴り止まなかったように、macs打線のタイムリーも打ち止むことなく、終わってみればこの回打者一巡の一挙7得点の猛攻。8番・三澤(勇)に至っては、豪快に左越2点タイムリースリーベースを放ち、試合を決める大仕事をやってのけるも、三塁までの激走が完全に足に来ていたようで、直後の内野ゴロでホームに突入する筈が、気持ちだけが前に行く運動会のお父さん状態となって、ホームから相当手前で勝手にもんどりうってのタッチアウト。査定ダウンまず間違いなしの珍プレーかに思われたが、これが「不適切ではあるが、違法ではない」のは当たり前で(不適切でもない)、このプレーこそがチームメンバーの笑顔を誘い、その雰囲気が更なる猛攻に繋がったこともここに特筆しておく。

大量7点のリードを奪って勝ちをほぼ確実なものとし、あとは三澤(大)のノーヒットノーラン達成なるかに会場中の大注目が集まったが、最終回のmacsのマウンドには小池百合子が突如都知事選に立候補したように、2番手・古澤(拓)が突如登板。しかし、古澤もI LOVE ベースボールの最後の攻撃を無安打無得点に抑えて、三澤とのノーヒットノーランリレーでゲームセット。macsが会心のスコア7-0で見事にヤフオクドームのリベンジを果たした。




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