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勝った方が予選突破、負けた方は予選敗退と、その結果で明暗が大きく分かれることとなった運命のグループ最終戦は、まさに大一番に相応しい両者見事な好ゲームとなった。

オレゴンズ・石塚、アルフォート・笛吹の両先発投手の好投で、序盤3回までは互いのスコアに零を並べる投手戦となった試合だったが、4回オモテ、一死二塁から5番・中根のタイムリーでアルフォートが遂に均衡を破る。

手痛い失点を喫したものの、引き分けでも予選突破が手に入るオレゴンズは、5回ウラ、一死から左中間三塁打で出た9番・浅井を、2番・勝野がタイムリー二塁打で迎え入れて、大詰めで試合を振り出しに戻す執念を魅せる。

逆に、このまま引き分けると予選敗退となるだけに、一転して窮地に立たされたアルフォートだったが、最終回となった直後の6回オモテ、先制タイムリーの中根が死球で歩くと、二死一二塁から8番・藤澤がライトへ殊勲の勝ち越しタイムリーを放つ。

アルフォートの扇の要として、この日も好リードを魅せた藤澤が、倒れていればそのままゲームセットで予選敗退が決まった、まさに後の無い絶体絶命の局面から、大殊勲の決勝打を放って土壇場で状況を一変させると、前の回の途中から替わった2番手・福本が、その裏のオレゴンズの最後の攻撃を零に抑えてゲームセット。

投手戦だった序盤から一転して、終盤は両者が予選突破を巡って見事に鬩ぎ合った実に素晴らしい好ゲームは、アルフォートの2-1勝利で決着を迎えた。

出場6年10季もの間守り続けた予選リーグ連続突破を、昨秋初めて取り逃したアルフォートは、心機一転臨んだ筈の今季初戦でまさかの黒星スタートを喫した。

それでも「もう一回引き締めてチームで話し合った」(高島監督)結果、リーグ終盤に猛烈な追い上げを魅せて運命の最終戦に持ち込み、最後は白熱の好ゲームに競り勝って、見事に通算11度目の予選突破を自ら手繰り寄せた。













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