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「暖かかった」は言い間違いなのか、それとも聞き間違いなのか。あるいは、そのどちらでも無かったとすると・・・。east open sea先発・石田の試合後のコメントが大いに物議を醸したが、結局この日の彼のピッチングが全てを物語っていた。

KNIGHT STARSとの2017年度関西2部秋季決勝トーナメント決勝戦。勝った方が2018年度関西2部決勝戦に進むこの一戦は、初回からeast open seaの猛攻で始まった。

1回オモテ、KNIGHT STARS先発・桝谷の立ち上がりを攻め、3番・井原の先制タイムリー二塁打などで忽ち2点を先制する。

次の2回オモテは桝谷の意地のピッチングの前に三者三振に打ち取られたeast open sea打線だったが、続く3回オモテに再び火を噴き、2番・新山のタイムリー三塁打や6番・西川のタイムリー二塁打などで3点を追加、リードを5点に広げて早くも試合を決定付ける。

さらに5回にもエラー絡みで1点を加えたeast open seaは、次の6回にも1番・山口のタイムリー三塁打でもう1点を加えて、結局計7得点を積み重ねる。

east open sea先発・石田は序盤からのリードにも守られ、KNIGHT STARS打線を完全に手玉に取る素晴らしいピッチングを披露。まるで危なげなく5回を散発2安打無失点に抑えると、6回から2番手・金月にマウンドを託し、結局2人で完封リレーを達成して、east open seaがスコア7-0で勝利を収めた。

記録的な酷暑の中の試合だったから、普通は「暑かった」が口を突いて出ても良さそうだが、まるで暑さを感じさせないどころか、逆に涼し気にすら映る快投ぶりだっただけに、好投手・石田にとってこの日の気温は、本当に「暖かかった」だけなのかも知れない。天才右腕恐るべし、と言うことで、頭書の彼の発言はこれ以上は深堀りしないことにする。

兎にも角にも、投打に圧倒したeast open seaが、初出場ながら見事、関西2部の2017秋優勝に輝いた。













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