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1回表、ノーヒットながら幸先良く1点を先制したのは、「なんとか勝ちたい」(山川監督)と、開幕からの三連敗回避を狙うBONDSだった。
しかし、直後の1回裏、この試合が今季初戦と、遂に満を持して動き出した2010年関東3部ドーム覇者McQueenが、同じくノーヒットで1点を返して、すぐに同点に追い着く。
McQueen打線は、その後3回まで僅か1安打とBONDS先発・内田を打ちあぐねるも、足を絡めた攻撃で相手のエラーを誘うなど、着実に1点ずつ得点を重ねて、試合を優位に進める。
一方のBONDS打線も、McQueen先発・薮下の前に同じく僅か1安打と抑え込まれると、4回から替わったMcQueen2番手・石井の攻略にも苦しみ、毎回走者は出すものの、なかなかホームへ還すことの出来ないもどかしい展開が続く。
そして試合を決定付けたのは、5回裏のMcQueen3番・菅野の本塁打。内田からレフトへの大きな当たりを放つと、「ダイヤモンドを一周して疲れた」と嘯きながら長駆ホームイン。
この決定的なダメ押し打でリードを3点に広げたMcQueenは、左腕・石井が終始制球に苦しみながらも要所を締めて、4イニングをピシャリとゼロに抑えてゲームセット。
これで3年ぶりの開幕白星を手にしたMcQueenだが、3部では頂点に立ったものの、2部では未だ予選突破自体無し。2部初の決勝ステージ進出ならびに8年ぶりのドーム進出へ向けて、McQueenが出帆した。 |
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