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2012年秋の初参戦から10季もの長きに渡り続いたアルフォートの連続予選突破記録が、この秋遂に途切れることになった。
この大記録に待ったをかけたのはV GAMBLERS。勝った方が予選通過、負けた方が予選敗退となる運命の最終ラウンド最終戦に見事勝利し、自ら秋は2年ぶりとなる予選突破を勝ち取った。
大一番の勝利の立役者は先発マウンドに上がった斎藤だった。1回裏、アルフォート主砲の4番・小川にレフトへの豪快な柵越えツーランHRを浴びて、2点の先制を許した斎藤だが、これが打者・斎藤の闘志に火を付ける。
4回表には一死からセンターへ追撃弾、6回には同じく一死から左中間へ逆転2点弾と、2打席連続で豪快な柵越えアーチを連発し、自ら試合を引っ繰り返す暴れぶり。2回から登板し、アルフォート打線を見事に手玉に取った2番手・四方の好投にも支えられて、チームは勝利へと突き進む。
アルフォート先発・岩山は、斎藤に連続被弾した直後に、7番・熊野にも本塁打を浴びて追加点を許すと、最終回には守備の乱れで痛恨のダメ押しを喰らう。
それでも最後の攻撃で自ら打者として執念のセンター前ヒットで出塁し、その後ホームを駆け抜けて2点差に詰め寄るなど、最後まで投打に奮闘したが、一歩及ばずゲームセット。
これまで1勝3敗1分と分が悪かった強敵アルフォートを相手に、V GAMBLERSが今季最後の大一番に勝利して、見事に予選通過をもぎ取った。 |
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