TOP 大会結果 大会グランド情報 対戦結果報告フォーム 対戦期限延期申請フォーム 登録内容変更申請フォーム
大会スケジュール 交流用掲示板 ベースボール・マガジン リンク集 お問い合わせ
10年前の2007年関西2部ドームファイナリストNet'sが、1年3カ月ぶり、数にして15試合ぶりの待望の勝利に酔いしれた。

2017年度秋季大会メジャークラスLG関西1次ラウンドプールDのプール開幕ゲーム。

相手は昨年春に初出場を果たし、その初陣で対峙して白星デビューを献上したCATCHER LINERだったから、すなわち、Net'sにとっては丁度1年半ぶりのリベンジマッチでもあった。

1回表、CATCHER LINER先発・正岡の前にあっさり二死とされたNet's打線だったが、『最近勝てていなかったので、秋のこの初戦から勝ちに行こうと気合が入っていた』と言う3番・原田がセンター前ヒットで出塁。四球を挟んで5番・吉田昌も安打で続いて二死満塁とし、ここで6番・酒井がセンターへ見事先制タイムリーを放つ。二死からのまさかの失点に動揺する正岡に対し、さらに二者連続押出四球を選んでもう2点を加えたNet'sは、トドメとばかりに続く9番・若松がまたもセンターへタイムリーを放って、のっけから計4点を奪う怒涛の猛攻を魅せる。

いきなり大きなビハインドを背負ったCATCHER LINERだったが、すぐ裏、Net's先発・吉村に対して意地の反撃を魅せる。二死二塁から4番・納がライトへタイムリーを放って反撃の狼煙を上げると、納は大きな体を躍動させてすかさず二盗、三盗を決め、次の5番・和田のタイムリー内野安打で2点目の生還も果たす。

初回から激しい点の取り合いとなった試合だが、ここから両先発が落ち着きを取り戻して息詰まる投手戦となると、次に試合が動いたのは終盤5回。四球で出た走者を二塁に置いて、4番・吉村が投手強襲タイムリーを放ち、Net'sが貴重な追加点を挙げる。

何とか反撃したいCATCHER LINERは、6回裏、バッテリーエラーを連発するなど疲れの見え始めた吉村を攻め、二死二三塁から7番・上田が渾身の2点タイムリー二塁打を放って、遂に1点差に詰め寄る。

さらに次の最終回裏にも一死から1番・金田が執念の安打で出塁し、盗塁やバッテリーエラーなどで三塁まで進んで、土壇場で絶好の同点機を作る。ここでマウンド上の吉村が奮い立ち、まさに最後の力を振り絞る。『自分のミスで3塁まで進めてしまったので、三振を狙った』と言う通り、続く二者を圧巻の連続空振り三振に打ち取ってゲームセット。両者の演じた白熱の好ゲームは、1点差決着で幕を閉じた。

先制と決勝の両ホームを踏んだ3番・原田の活躍と、まさに奮投光った先発・吉村の活躍で見事1点差を逃げ切ったNet'sが、1年半前のリベンジで15試合ぶりとなる待望の勝利を手にし、秋1次ラウンド好スタートを切った。



















[GBN REPORT一覧へ]


Copyright(c)GBN Commission All rigthts reserved.
当サイトに掲載される全内容の無断使用・無断転載を禁止します。