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秋関東3部優勝を決めナインに胴上げされるアクアパアニ・梶原監督
4回裏に思いもよらぬ劇的なドラマが待ち受けていた。

2017関東3部ドーム決戦の切符を懸けた2016年度関東3部秋決勝戦アクアパアニフレンズの一戦。

どちらが勝ってもドーム初進出となるこの大一番を序盤優位に進めたのは、決勝トーナメント自体が初出場にも関わらず勢い満点のフレンズだった。

まずは2回表、先頭の4番・高橋がアクアパアニ先発・宮本から四球を選び、その後相手エラーの間に快足を飛ばして先制のホームを踏む。

続く3回表には、先頭の8番・明石がこの回から替わったアクアパアニ2番手・松村からいきなり左本塁打を放って、2点目を追加。

さらに続く4回表にも、やはり先頭の3番・木村が中越二塁打で出塁、その後内野ゴロの間に生還し、フレンズが着々と点を重ねてリードを3点に広げる。











フレンズ先発・山黒は、アクアパアニ打線を3回まで内野安打1本に抑える素晴らしいピッチングを披露。3点のリードをもらい、益々ギアを上げるかと思われた4回裏、先頭打者に初めての四球を与えると、死球、内野安打で忽ち無死満塁と突としてまさかの大ピンチを背負う。しかも、ここであろうことか足を挫くアクシデントに見舞われ、無念の緊急降板。慌てたフレンズベンチは、急遽2番手・増田をマウンドに送る。

増田は代り端、落ち着いて一死を奪うも、次打者に押出し四球を与える。ここで打席に入ったアクアパアニ8番・幸が『良い当たりを意識して振り切った』とセンターへ会心のヒットを放つと、一気に二者が還って遂にアクアパアニが同点に追い着く。さらに、2番・菅野もタイムリーを放つなど、幸の同点打を合図とばかりに一気呵成の攻めを魅せ、この回一挙7得点を奪う猛攻に転じる。

緊急登板となったフレンズ・増田には酷なマウンドとなったが、それでも次の回から見事に立て直し、2イニングを零に抑える素晴らしいピッチングで味方を強烈に鼓舞する。

増田のこの奮闘に何とか応えたいフレンズは、6回表、一死から3番・木村がこの日自身2本目の安打で出塁すると、二死から5番・吉岡の内安打で生還。この回から替わったアクアパアニ3番手・小笠原を攻めて執念の反撃に出る。最終回も先頭の7番・中山が二塁打で出塁するなど、最後まで意地を見せたが、やはり4回の7失点があまりに重く、反撃届かずゲームセット。

4回のまさにワンチャンスで一気呵成の攻めを魅せたアクアパアニが、スコア7-4で劇的に勝って秋関東3部初優勝に輝き、出場7年の悲願となるドーム初切符を見事手中に収めた。

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