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5回を1安打無失点に抑えたRoots先発・佐藤投手 |
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メジャーでは9年ぶり2度目の予選突破を狙うRootsは、現在2勝1敗のグループ2位。
対して、5年連続5度目の予選突破を見据える平和島CARPは、同じく2勝1敗のグループ3位。
目指す予選突破のために、共にどうしても一敗を死守したい両チームによる相星対決は、スコアにゼロを並べ合う白熱の投手戦となった。
「本職はサード」と言うRoots先発・佐藤は、立ち上がり一死から平和島CARP2番・藤本涼にレフト前ヒットを許すが、「今日の先発は先週から聞いており、不安だった」としながらも、慌てる素振りすら見せずに落ち着いて後続を打ち取って、見事初回を零に抑える。
一方、「いつも立ち上がりが課題」と言う平和島CARP先発・坂口は、その立ち上がり、Roots先頭打者・吉本を内野安打で出すと、二死からエラーで先制のホームを許し、さらに5番・引地にタイムリー二塁打を浴びて、初回に2点を失う。
対照的な立ち上がりとなった両投手だが、ここから凄まじい投げ合いへ。Roots佐藤は2回以降1本も安打を許さない快投劇で5回まで相手打線を零に抑え込むと、6回から2番手・中田にマウンドを譲る。
対する平和島CARP坂口は、以降3安打を許すもいずれも散発に抑え、結局初回の2失点のまま最後まで一人で見事に投げ抜く。
佐藤からマウンドを引き継いだRoots2番手・中田は、走者を出しながらも要所で三振を奪って切り抜け、結局2イニングを零に抑えてゲームセット。
両者喉から手が出るほど欲しかった3勝目は、初回に挙げた2点を佐藤、中田の見事な完封リレーで守り切ったRootsの手中に収まった。 |
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