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2失点完投でチームの開幕3連勝に貢献したEXODUS先発・川島投手
鮮烈にマイナー全勝デビューを果たしたのは7年前の2010年。

その翌年から揚々メジャー挑戦に打って出たものの、昨年までの6年間で実質2勝を挙げることが一度も出来ず、もどかしい日々を過ごし続けたEXODUS











そんな彼らが、メジャー7年目の今年、ここまで開幕から2連勝と絶好調で予選グループ首位を走る。

悲願の予選初突破が現実味を帯びる中、迎えたこの大事なマジェスティーズ戦では、「チームの雰囲気がとても良い」と今シーズンの充実ぶりを口にした先発・川島投手が、投げては「丁寧なピッチングを心掛けた」と2失点でまとめ、打っても3回に先制タイムリー二塁打を放つなど、2打席で2二塁打の活躍で、開幕3連勝の立役者となった。

川島のみならず、この日のEXODUS打線は活発で、3回の1番・中野の2点走本塁打や、最終回の7番・田中のダメ押しとなるタイムリー三塁打など、是が非でも勝って開幕3連勝としたいメンバーの強い思いが見事な長打攻勢に繋がり、計5得点を奪ってチームに勝利をもたらした。

この試合はマジェスティーズにとっても大事な試合だった。6年間共に戦った早坂監督が、転勤でチームを離れる最後の試合。どうしても勝利を贈りたいメンバーの思いとは裏腹に、川島の前に終始ホームが遠い展開を強いられたが、完封負け目前の最終回裏に、3番・金田が意地の2点走本塁打を放つ。これには早坂監督も「最後に後輩達の諦めない心が見えた」と嬉しそうにコメント。監督を笑顔で送り出す、素敵な餞別となった。

お互いのチームにとって色々な思いが交錯した結果、必然的にナイスゲームとなったこの試合は、結局スコア5-2でEXODUSが勝利し、怒涛の開幕3連勝とした彼らが悲願の予選初通過に大きく前進した。

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