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サヨナラタイムリーを放ったNEW ODDS7番・福間選手 |
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序盤2回に幸先よく1点を先制したものの、以降はホームが遠い展開。その間に中盤追い着かれ、そして終盤2点を勝ち越されたから、紛れもなく嫌な展開だった。
迎えた崖っぷちの最終回には、相手のクローザーが出て来て、いよいよ万事休した。かと思いきや、最後は救世主・福間の一振りで劇的勝利をもぎ取ったのは、出場10年目のNEW ODDSである。
誰もが勝って好スタートを切りたいのが開幕ゲーム。それを劇的サヨナラで制したと来れば、彼らにとって2年ぶり5度目の予選突破へ向けてこれ以上ない最高のスタートとなったことは間違い無い。
相手は3年ぶりに復帰参戦のOld Rookiesで、復帰戦を白星で飾るべく好投した先発・松本の前に、自慢の打線が6回を僅か1点に抑え込まれた。自軍の50歳エース・大原も年を感じさせない粘り強い投球を披露したが、4回にミス絡みで追い着かれると、6回にはOld
Rookies2番・秦、3番・瀧口の意地の連続安打に再びミスも絡んで2点を勝ち越された。
しかし、チーム最年少の福間が、最後にチームを救った。「いつも皆に奢ってもらっている」と言う福間だけに、どうしても打たない訳には行かない、言わば必然のサヨナラタイムリーだった。
幅広い年代のメンバー構成ながら、上の経済力が下の胃袋を満たす好バランス（？）で、窮地を切り抜ける高いチーム力を魅せたNEW ODDS。劇的に勝った彼らが、3年連続開幕勝利を引っ提げ、2年ぶり5度目の予選突破へ漕ぎ出した。
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