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6回一死一塁から決勝タイムリーツーベースを放った西宮スティングス6番・金沢
2年前に6対6でガップリと引き分けたこのカードは、やはり今回も互いに譲らない僅差好ゲームとなった。

2016年度春季大会メジャークラス関東1部東京都土曜Aグループ西宮スティングスBlueThundersの一戦。

共に開幕ゲームで無念の黒星を喫したことから、この試合は今季初勝利を懸けた激突となり、両者は初回から激しく火花を散らし合った。











先制したのは西宮スティングスだった。1回表、BlueThunders先発・元吉の立ち上がりを攻め、一死一二塁から4番・栢がセンターへ先制タイムリーを放つと、さらに一三塁から続く5番・道越の犠牲フライで、スティングスがいきなり2点を先制する。

しかし、すぐ裏、BlueThundersも四球で出た2番・瀬下(弥)が二盗、三盗を決めると、二死から4番・岡部の内野安打の間にホームを駆け抜け、すかさず1点を奪い返す意地を見せる。

さらにBlueThundersは3回裏にも、再び2番・瀬下(弥)が今度はレフトへの安打で出塁すると、驚いたことにまたもや二盗、三盗を決めて、やはり内野ゴロの間に生還。“瀬下が出れば1点”とばかりに見事な快速で再び1点をもぎ取り、試合を振り出しに戻す。

4回、5回は両先発投手の好投で共に得点ならず、時間切れも迫ってこのまま2年前同様引き分けで終わるかに思われた6回表、初回の2失点以降はここまで見事に立ち直り好投してきた元吉が先頭に死球を与えると、ここで一死から6番・金沢が「単純に当てることだけ考えた」と無心でセンターへ会心のタイムリーツーベースを放ち、西宮スティングスが土壇場で勝ち越しに成功する。

西宮スティングス先発・道越は5回2失点の好投で6回から2番手・宮崎(祐)にマウンドを譲ると、替わった宮崎は連続四球を出しながらも味方の好守もあってこの回をゼロで抑えて、ここで時間切れゲームセット。

“瀬下の足”に集まった注目を、最後は“金沢の無心”が引き寄せたこの試合は、4年ぶり2度目の予選突破を目指す西宮スティングスが勝って今季初勝利を手にし、BlueThundersとの対戦成績も1勝1敗1分の五分に戻して、次回4度目の対戦に大いなる楽しみを残した。

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