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4回に決勝タイムリーを放ったヒーローズ1番・大村 |
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周りを囲む団地群が独特の雰囲気を醸す亀戸野球場。東京スカイツリーが間近に聳えるこのグランドで行われたゲームは、2016年度春季大会メジャークラス関東2部東京都土曜Bグループ開幕ゲームだった。
この試合がGBNデビュー戦となる初出場ヒーローズの先攻、出場6年目で勝てば春は3年ぶり2度目の開幕白星となるレッドスター09の後攻で始まった試合は、1回裏、4番・金村の二死二塁からのタイムリーツーベースで、レッドスター09がいきなり1点を先制する。
対するヒーローズは初回には1番・大村のセンター前ヒット、2回には6番・堰川のスリーベースヒットなど各先頭打者が出塁し得点機を掴むも、レッドスター09先発・明石投手の前に後が続かず、無得点に終わるもどかしい展開が続く。
しかし次の3回表、一死一塁から4番・前田がツーベースヒットを放ち、ヒーローズが遂にGBN初得点を挙げて同点に追い付くと、さらに続く4回表にはこの回から替わったレッドスター09の2番手・上田投手を攻め、エラーや安打などで無死満塁とし、1番・大村が再びセンターへ2点タイムリーツーベースを放って、見事勝ち越しに成功する。
ヒーローズ先発・栖原は初回に1点を失ったものの、その後は四球で走者を出しながらも、安打を許さず要所を締めるピッチングで4回1/3を1失点で纏めると、5回一死から替わった2番手・鈴木もその後をキッチリ締めてそのままゲームセット。
「勝敗に関わらず楽しい試合を心掛けている」として、溌剌とデビュー戦を戦い、見事逆転で開幕白星を手にしたヒーローズ。自慢のチームワークで颯爽とデビューした新鋭が、大きな期待と共に、ドームに繋がる大海原へと元気よく漕ぎ出した。 |
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