TOP 大会結果 大会グランド情報 対戦結果報告フォーム 対戦期限延期申請フォーム 登録内容変更申請フォーム
大会スケジュール 交流用掲示板 ベースボール・マガジン リンク集 お問い合わせ
見事な投手戦を繰り広げた中央シャインズ渋谷投手(左)とアルフォート福本投手(右)
昨年末に壮絶0-0でガップリ引き分けて、年を跨いでの仕切り直しとなった2015年度春季関西1部決勝トーナメント決勝戦。

勝てば2年連続5回目のドーム行きとなる関西王者中央シャインズと、出場4年の悲願であるドーム初進出を狙うアルフォートとが、今度こそ決着を付けるべく再試合に臨んだ。

試合は1回裏、中央シャインズが1番川口のライトオーバーなどでいきなり満塁のチャンスを掴むも、アルフォート先発・松岡の前に得点ならず。続く2回にも同じく1番川口のバント安打などで再び満塁のチャンスを作るも、ここもあと1本が出ず得点なしに終わる。









中央シャインズは3回と5回にも得点圏に走者を進めるも、3回から替わったアルフォート2番手・福本の前に決め手を欠いて、年末の緒戦に続き結局この試合も無得点に終わる。

対するアルフォートも何度か得点圏に走者を進めるものの、中央シャインズ先発・渋谷の前にノーヒットに抑え込まれてこちらも最後まで得点ならず。決着を付けるはずのこの大一番は、まさかの二度目のスコアレスドローとなって、奇しくも因縁の3戦目に決着は持ち越された。

この試合、印象的だったのは両チームのタイプの違い。中央シャインズの雰囲気は、小林監督の圧倒的な迫力に選手が忠実についていく印象。ミーティングでも真っすぐ監督の言葉に耳を傾けるあたり、さすが強豪といった印象だった。

対するアルフォートは打って変わってムードを大切に楽しむ野球。試合中、ベンチでもグランドでも個性的な言葉が飛び交い、少し静かになれば誰かが声を出そうと呼び掛ける。幾度となく中央シャインズに攻められピンチを迎えるも、全く動じない雰囲気でいつも楽しげだったのがとても印象的だった。

タイプは違えど互いに一歩も譲らないこの両者。GBN史上稀に見るこの大熱戦にピリオドを打つべく行われる運命の再々試合は、早くも次週1/31に決行されることが試合後すぐに決定した。

[GBN REPORT一覧へ]


Copyright(c)GBN Commission All rigthts reserved.
当サイトに掲載される全内容の無断使用・無断転載を禁止します。